テーピングとキネシオロジーテープ
スポーツの時に、関節などの傷めやすい箇所を補強し、動きを制限してけがを予防するためなどにテーピングをすることがあります。
テーピングは、一度けがをしたところがまたけがをするのではないかという不安を軽減するための、精神的な安定を図るためにも有効です。
さらにスポーツ中にけがをした場合、病院に行くまで悪化させないための応急処置としても用いられます。
巻き方は、巻く部位や動きを制限したい向きなどによって適した巻き方があり、知っておくと便利です。
さてテーピングに使用するテープですが、テープには伸縮性のあるものとないものがあり、伸びるテープよりも伸びないテープの方が、より強く固定をするときに使われます。
伸縮性のあるテープは、可動制限をするものと可動制限をしながらも動きやすさを優先したもの、筋肉を強くサポートするものと筋肉を中程度サポートするものなど種類があります。
強く筋肉をサポートするタイプのテープに、キネシオロジーテープというものがあります。
キネシオロジーテープは、高分子科学技術とスポーツ医学から生まれた、筋肉の伸縮性と近い伸縮性のあるテープです。
また撥水性が高く、通気性も良いという特性があるので、汗をかくスポーツに最適といえます。
キネシオロジーテープには、長く張っていても楽にはがせるものやアスリート専用に作られたもの、肩や腰などの筋肉をさわやかに保護するもの、傘粘りもでき水や汗にも強いものなど種類も豊富です。